ベガ、ボコボコ


ドラマチックバトル ...これはある意味、格闘ゲームの究極の形かもしれない。 そもそもなぜこれほどまでにドラマチックが我々の心を引き付けるのか。 これは単純に「協力プレイ」だからであろう。 これまでの格闘ゲームは2人でプレイすることは「対戦」という形態に限られており、 必ず「勝者」と「敗者」に分かれてしまう。 いくら実力が近い相手同士でも、 その時によっては一方が勝ち続けることも大いにありうる。 こんな時はもちろん勝っている方は気分がいいが、負けている方はたまったものではない。 下手をすればストレスさえ溜まってしまう。実際、私は非常に負けず嫌いなので、 負けが込むと不機嫌になることがあるし、また、対戦が元で兄弟ゲンカになったこともある。 一方、このドラマチックバトルではそんなことはありえない。 勝つ時も負ける時も常に2人は同じなので、ゲームによって連帯感さえ味わうことができる。 また、基本的には負けることはあまりないので、いつも気分よくいられるのも大きい。 しかも2人がかりで相手をボコるという爽快感は他には類を見ないものである。 つまり、ドラマチックでは通常対戦よりも非常に気分良くゲームができるというわけだ。 しかも、単純に爽快であるだけでなく、非常に奥深いものであるということも重要な一因だ。 爽快なだけでは徹底攻略する気も起こらないが、 やればやるほど新たな発見があるため、向上心を掻き立てられる。 結局、見た目は「せこい」、「ハチャメチャ」な2対1対戦も、 ふたを開けてみればしっかりゲーム性は確立されていたということだ。
ちなみに我々は今までに1万回近く対戦を重ねたのではないかと思われるのだが、それにより、 いくつかの楽しめる条件のようなものを発見した。以下のものである。
  1. 2人の意気が合っていること

    これはある意味当然のことである。 2人の協力プレイなのだから、チームワークなしでは勝てない。

  2. 2人の実力がほぼ同レベルであること

    これは重要である。両方とも弱いのはちょっときついのだが、 ある程度お互いに補い合えるレベルであるといいということである。 もちろん、片方が強くて、常にもう一方を補いながら戦っても勝てないことはないのだが、 いまいち盛り上がりに欠けてしまう。楽しめるためには、やはり同レベル、欲を言えば、 両方ともそれなりのレベル(目安として1人でCOM戦を勝ち抜ける程度)であるのが望ましい。

  3. 勝利+αを狙うこと

    ドラマチックバトルの第一目標は、もちろんベガを倒すことであるが、 慣れればそんなことは大したことではなくなる。そこで、次に何を目指すかということである。 具体的にはオリジナルのコンボを開発するとか、 何かウケ狙いのパフォーマンスをすることをオススメしたい。 勝利以外にも目標を見つけられたらより楽しめるというわけだ。

これらはあくまで我々の見解であるので、人それぞれの楽しみ方があると思う。 とにかく楽しいので、やったことのない人は是非一度試してみて欲しい。

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